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写真通信 2019.03.14

「シンプルに描写」から始める。ちょっと魅力的な物撮り5つのヒント

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こんにちは、o です!

新しく買ったものを紹介したいときや、上手にできた作品を自慢したいとき、写真で伝えることが多いかと思います。

物撮りとか作品撮りが上手だと、写っているものがものすごくいいものに見えるし、なんだか輝いているように感じますよね?

「でも、上手な写真っていったいどんな写真なんだろう?」

答えはきっといろいろあると思うけれど、まずは作品撮りのなかでもシンプルな写真から、その回答を紐解いていきたいと思います。

たとえば、アイキャッチにも使ったような写真。

eye

今回撮影に使ったのは、お花。
お花一輪だけだと作品としてはさみしい気がして、今回は生け花にしてみました。

生け花は伝統的だけれど、馴染みがない方も多いかもしれません。

だけど、とっても簡単にできちゃうので最後に作り方もおすそ分けしちゃいますね。お花を写真に残したい、なんて方の参考にもなりますように!

初めに覚えたい基本の撮り方

まず基本となるヒントを3つほど!


  1. 撮る環境を整える

  2. 見せたいポイントや作品がよく見える角度を考える

  3. まずはシンプルに、日の丸構図

この3つをまずは実践してみると「おっ。いいかも」と感じる写真が撮れることが多いです! 私自身もまずはこの3つのことを意識して写真を撮っています!

①撮る環境を整える

これは、背景や作品に近くに余計なものが写っていないかを確認してみてほしいのです。
試しに背景に余計なものがある写真とない写真の2枚を見比べてみると……

はじめに

上の写真では背景に物があるので、作り途中な印象を受けます。

一方、下の写真では背景に物がないので、自然と作品のみ目線が移るかと思います!

物の少ないシンプルな写真では被写体の存在が際立ちます。作品撮りなど、被写体を魅せたいときにはおすすめな撮り方です。

②見せたいポイントや作品がよく見える角度を考える

今回の場合だと、作品が一番綺麗に見える角度で撮ることを意識しています。

作品の表と裏。多くの場合、表側に魅せるポイントが詰まっているので、表側を正面にして撮ってあげると良いと思います。

ちなみに、写真をよく撮っている方だと、このポイントを無意識に実行していることも多々。もし良ければ、改めて意識してみてほしいです。

③まずはシンプルに、日の丸構図

先ほど例に挙げた2枚の写真は、どちらも被写体を写真の真ん中に置く「日の丸構図」で撮影しています!

なぜ日の丸構図を推しいるのかというと、とにかくなにも考えずに真ん中に置けばよいから!! かんたん!!!!!

構図を見つけ出すのって頭使うし、難しいなぁと感じる方もいるかもしれません。でも日の丸構図なら、取り入れやすいし、覚えやすいし、まねしやすい!

まずはシンプルに、日の丸構図。

ぜひお試しあれ!



慣れてきたら取り入れてみて!ちょっと良く魅せるテクニック

先ほどの3つのヒント


  • 撮る環境を整える

  • 見せたいポイントや作品がよく見える角度を考える

  • まずはシンプルに、日の丸構図

これらに慣れてきたら、次はちょっぴり写真を良さげに魅せるテクニックを使っちゃいましょう!

ちょっと良く魅せるためのヒント

その1.「自然光などの光を取り入れる」
その2.「小物も使ってみる」

テクニック

これらふたつのヒントを取り入れたのが、冒頭でも登場したこちらの写真。

「良い光!!」って思う瞬間に作品を撮影するためには、時間帯とか天気とか、いろいろ考慮しなければなりません。結構大変です。でも、写真好きとしては逃したくない瞬間のひとつ。

「なんとしてでも良い光で撮りたい!」と思って、今回の作品を撮るときにもなかなか粘りました。

ちなみに今回使用した小物は、作品のすぐそばにあるハサミ。生け花で使う道具です。

小物を置くときには、メインの作品を邪魔しない、むしろさらに良く魅せてあげられるようなものを選ぶのがおすすめです。

テクニック

これは以前私が生けた作品で、ブロックと一緒に撮りました。取り入れた理由は、作品が小さいことを伝えたかったのと、なんとなくお花だけじゃさみしく感じたため。

また、今回は日の丸構図で撮っているものばかりご紹介していますが、構図はほかにもたくさんあるので、それらに当てはめてみるのも楽しいです!

パズルのように構図を当てはめていき、ぴたっとはまる感覚は、何とも言えない心地良さがあります。

いろいろな構図を知りたい方は、こちらからぜひご覧ください!

関連記事:[保存版]写真始めたてのかた必見!初心者が最初におさえておくべき構図9選



おすそ分けコーナー!お花の生け方

少しばかり写真から離れますが、今回は作品を作る過程も写真に収めました! ぜひ見ていってほしい……!!

ではでは生け花スタート!!

作品を作るにあたって、私がそろえたお花はこちら。

生け方

ここで少しだけ重要な余談。
先ほど、作品の表と裏の話が出てきましたが、実はお花や葉っぱにも、表と裏があるんです!

植物は、基本太陽のほうを向いて、太陽のエネルギーをたくさん吸収しながら育ちます。つまり、太陽のほうを向いている面が表、向いていない面が裏、ということ。

なぜこのような話をしたのかというと、生け花にもこの原則が当てはまるからです。
生け花では、生ける人自身を太陽と見立てて、作品を作り上げていきます。

お花の裏表は、自然のなかで生きる姿を表すことができるので、大切な要素なのです。

ちなみにスイートピーは、表と裏がわかりやすいお花なので、こちらで簡単に解説を挟んでみます。

表はこの面

生け方

裏はこの面

生け方

この表と裏を見定めたところで、表をなるべく見せるようにして配置すると、完成したときにもきれいに見えます。

では、生けていきましょう!!
まず、花器に剣山をいれて水を張ります。水量は、剣山が隠れる程度。

生け方

そのあと、まだお花は切らずに、主役のお花の高さを決めます。今回はピンクのお花が主役です。

生け方

高さを決めたら茎のところを少しだけ斜めに切り、剣山に挿していきます。

生け方

主役のお花を剣山の中心近くに挿したら、あとは脇役のお花たちで主役を輝かせてあげましょう。

生け方

生け方

このように、サイドにも彩りとボリュームを足してあげて……。

また、剣山が見えないように、前部にもお花をあしらいます。

生け方

こんな感じで、いろいろ悩みつつ「ここに入れよう。ここいらないなぁ」などと言いながら、あれこれ作っていきます。

そうしているうちに完成したものがこちら。

生け方

うん。いい感じにできあがりました!

以上、長い長い余談でした(笑)。



ちょっとした魅せ方の工夫で、グッと素敵な写真へ

撮り方や魅せ方は、ちょっとしたコツを知ることでグッと良くなることがあります。

今回ご紹介したヒント以外にも、いろいろな撮り方やコツはあるはずです。これがすべてだとは思っていませんが、私なりの良いと思う写真をお届けしてみました!

この記事がみなさまの写真のヒントになることを願って。

以上 o でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!

キーワード

  • 花のある暮らし

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