
こんにちは、葵です。
突然ですが、みなさんは時間を意識して写真を撮ったことはありますか?
早朝の澄んだ空気、いいですよね。
昼間の青空、最高ですよね。
写真を撮ることは時間に限らず楽しいものですが、その瞬間にしか撮ることのできない場面を探すのは、とってもわくわくしますよね。
そこで今回は、私の一番好きな時間帯「午後三時半」の魅力をご紹介したいと思います!
私の好きがたくさん伝わりますように、一生懸命お話します。それではどうぞ!
ドラマティックな午後三時半の光が好きです
午後三時半。
みなさん、何の時間だかわかりますか?
実は太陽の光が最高に素敵な時間なんです!
今の時期の日の入りは五時半を過ぎた頃。つまり、午後三時半は日の入りの2時間ほど前です。
日の出入りは毎日変化していくので、夏は五時前、冬は三時頃がちょうどその時間に当たります。4月だと四時を過ぎたあたりになります。
この時間は太陽が低い位置にあるので、真上にある時に比べて光は斜めに地球に差し込みます。すると光が大気の中を進む距離は長くなり、波長の短い青色の光はより多く散乱されて、地上まで届きにくくなります。
反対に、波長の長い赤やだいだい色の光は大気中で散りにくいため、地上に多く届けられます。そのため午後三時半の光は、赤みを帯び始めて、あたたかく感じるんです。
そして、このあたたかい光が、私の大好物なんです! 午後三時半の光に照らされる街並みは、昼間よりもドラマティックに見えませんか?
これは午後三時半を過ぎた頃、原宿を歩いていたときに撮った写真です。オレンジ色の光に照らされるお花屋さん。奥から猫ちゃんが出てきそう。まるで映画のワンシーンのようです。午後三時半ってとっても魅力的……。
昼間と午後三時半の光の違い
先ほど午後三時半の光の色味やあたたかさについてお話しましたが、ここで昼間の光と見比べてみましょう!
私のある一日の写真たちと共に、どうぞご覧ください。
AM7:50。友達と登校。歩きながら撮った写真のブレも好き。
AM10:00。カーテンの隙間と黒板と。
PM1:00。お昼は食堂の窓側の席で。差し込む光が最高です。
PM2:00。今日の体育はダンス。授業が始まる前に行って、みんなで自主練。窓の影の形がお気に入り。
PM3:25。今日の授業はこれでおしまい。午後の光が差し込む教室が本当に好き。
PM3:30。掃除中。お喋りしてても手はきちんと動いてます。
PM3:40。だらだらと帰る準備をするのが放課後の楽しい時間。友達と私の影をパシャリ。私の宝物の写真。
PM4:00。また明日ね。ばいばーい!
いかがでしょうか! 午後三時半以降に撮った写真のほうが、光の強さやあたたかさを感じませんか?
もちろん、青空に浮かぶ太陽の光も好きですが、やっぱり日の入り前の光が好き。あたたかくてなんだか優しくて、また明日も頑張ってと背中を押してくれるような気がするんです。
おすすめの場面紹介。こんなシーンが好き!
さて、ここでおすすめの場面をご紹介したいのですが、その前にフィルムカメラでの撮影だけ全力でおすすめさせてください。携帯で撮るのもデジタルカメラで撮るのも、もちろん良い。
でもやっぱり、フィルムの独特の光の写し方がとっても素敵だと思うんです。優しく丁寧に、時に曖昧に。そのときの感情と共に世界を写してくれる気がするんです。
一概にフィルムと言っても、カメラやフィルムの種類によって写りはかなり異なります。ぜひいろいろ試してみてください!
さて、おすすめの場面紹介に移りましょう。
こんなシーンが好きです!
①髪
髪の一本一本に反射する光、最高すぎませんか……。とっても綺麗で大好きです。
キラキラにうっとり……ずっと見てしまいます。笑
②おもしろい影
光と影の境目がはっきりしているところって、普段はあまり注目しないので、意識して見つけてみるとおもしろくありませんか? ぜひ探して撮ってみてください。
これは社会科の教室で撮った写真。後ろのホワイトボードを斜めに切るような影、なんだかかっこよくないですか?
リズムよく並ぶ木とその影を写した一枚。通行人がいい役割をしてくれています。
午後三時半にカメラを持ってお散歩に行こう!
オレンジ色の光に照らされ、いつもとは違った輝きを見せる午後三時半の世界。
みなさんもカメラを持って、身の回りに溢れる素敵なシーンを探しに行きませんか?
きっと新しい発見や出会いが待っているはず。写真が楽しくなること間違いなしです!
使用したカメラ
キーワード
- フィルム
- 午後三時半の光