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[この記事はRentioの提供でお送りいたします]
はじめまして、トラベルフォトグラファーの“もろんのん”です。
高校を卒業してから趣味で写真を始めて、Instagramに国内外のお出かけ写真を載せ続けたり、今では雑誌の『Hanako』や『るるぶ&more.』でトラベル系の連載を持っています。
最近よく使うカメラは、SONY α7iiiとCONTAX T2です。気分によって、デジタルやフィルムなどカメラを使い分けています。
さて、今回は暖かくなってお出かけ日和が増えたので、私のように普段一眼レフを使っているような写真好きの方に向けて、私が愛用しているインスタントカメラのチェキの魅力をご紹介します!
お出かけに持っていきたい、お手軽楽しいチェキ
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、チェキは撮ったその瞬間にプリントができるインスタントカメラです。一度くらいは使ったことがある、なんて方もいらっしゃるかも……?
はじめましての方も、お久しぶりの方も、まずはチェキで撮る写真の魅力からご覧ください!
こちらは、今年の春に目黒川で朝活をしたときの写真です。
チェキの魅力は、なんと言っても、撮ってすぐお手軽にプリントできちゃうこと。みんなでお出かけしたときにすごく盛り上がります。
こちらは、去年の夏にたてもの園へ遊びに行ったときの写真。
フィルムを使ったことがない方でも、カメラを構えて、今だと思った瞬間にシャッターを押すだけでOK!
何気なく切り撮った空気感や情景が写り込んでくれるので、振り返って眺めてみても懐かしい気持ちになります……。
人物だけではなく、風景写真だって優しく切り取ってくれます。
別の誰かが見るとただのなんでもない写真だけど、自分が見たら思い出が詰まった1枚だから不思議。デジタルでは出せない、チェキのフィルムならではの優しい色合いも好きです。
まだまだ魅力はたくさん。知っておきたい「二重露光」モードのこと
チェキには、普通に撮影する以外にも、実はたくさんの推しポイントがあるんです。そのひとつがこれ。
「女性が部屋の白い壁に持たれているシーンと、新宿のビルからの風景を合わせたらどうなるかな?」と思って撮ってみました。すごい不思議な写真じゃないですか……? チェキ、なかなかやりますね!(笑)
チェキは、いくつかボタンを押すだけで簡単に撮影モードを変えることができます。この写真は「二重露光」モードで撮影したもの。
ちなみに「二重露光」とは、複数のコマの写真をひとつに重ね合わせて撮ること。シャッターを2度押すと、それらが合わさって「なんだろう?」と、思わず目を留めてしまうような写真ができあがっちゃいます。
これは、夕暮れ時の街並みと女性のシルエットとを重ねて撮影した1枚。幻想的でこれからストーリーが広がりそうな写真ができました。
二重露光で写真を撮る際、1枚は背景を白でシンプル、もしくはシルエットなどにすると、ごちゃごちゃせずにスッキリと被写体が際立ちます。
チェキって、たくさん種類があるけど、どれがいいの?
チェキは、1998年の発売以来、20年以上もの歴史を持つFUJIFILMのインスタントカメラです。そのため、mini、WIDE、SQUAREなど、じつはさまざまな種類が販売されています。
その中でも最新のモデルで、写真友達の多くも持っているのが、今回の作例を撮影した「instax SQUARE」シリーズ。
インスタを使っているいる方なら、ついつい憧れてしまいそうな「正方形のフィルム」で撮影できます。たくさん並べたり、こんな風に手に持ってみてもかわいい。
ただ、SQUAREシリーズには、ざっくりいうと2種類に分かれるんです。まず1つ目が、シャッターを押したら写真がすぐに印刷される「FUJIFILM instax SQUARE SQ 6」。
そして2つ目が、チェキにデジタル機能を搭載したデジタルカメラに当たるのが「FUJIFILM instax SQUARE SQ 10」と、その最新型の「FUJIFILM instax SQUARE SQ 20」です。
同じシリーズでもモデルがたくさんあるので戸惑ってしまいますよね、わかります。そこで、ここからは「大きさはどうなの?」「形は?」「使いやすさは?」などの観点から、こんな方におすすめと、簡単にモデルを比較しつつご紹介しようと思うのですが……
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その前に、ひとつだけあるサービスをご紹介させてください。カメラやレンズなどのガジェットレンタルサービス「Rentio」さんです。
今回お伝えしたいのは「GWにはカメラを持ってお出かけを楽しむぞ〜!」と意気込んでいる方に、合わせてチェキも借りてみちゃいませんか、なご提案。
いつものお出かけで持ち歩いているカメラにプラスワンして違うカメラを持ってお出かけしてみると、少しだけ特別な日常になりそうだなあと思っています。
Rentioさんは、配達はスピーディーだし、レンタルの手続きは簡単だし、価格もとっっっても安価なので、ぜひぜひ知っていただきたいなあと思っているんですよね。試しにチェキを使ってみたい、なんてときには思い出してもらえると嬉しいです!
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さて「いろいろなSQUAREシリーズの中でも、一体どれを選んだら?」に対する、私なりのアンサーです。
まず、一眼レフと併用をしつつライトに、かつ感覚的に遊びたい方には「FUJIFILM instax SQUARE SQ 6」がおすすめです!
こちらは、ご存知の通り、シャッターを押したらそのまますぐにその写真が印刷されます。
ちなみに、今回の記事でこれまで紹介した写真は、すべてSQ6で撮影したものです。シャッターを押すだけで、自動で周囲の明るさを感知する「自動露光調整機能」もある優れもの。
カラーは5色展開。私が上の写真で持っているSQ6は、ホワイトです。
大きさは、女性の顔が隠れるくらいのサイズなのですが、400g以下なので片手で持てるくらいとても軽く、一眼レフとも2台持ちがしやすいです。
SQ6は一発勝負のカメラなので、一枚一枚、思わず息を止めて丁寧にシャッターを押してしまいます。
上の写真はライトと一緒に、暗いシーンでの部屋撮りにチャレンジしてみた写真です。写真の色が出てくるまでのドキドキも、チェキの楽しみのひとつですよね
一方、たくさん撮影した中から、選りすぐりなものをプリントしたい方におすすめなのは「FUJIFILM instax SQUARE SQ 10」と「FUJIFILM instax SQUARE SQ 20」!
こちらは、microSDに撮影したデータを保存ができるモデル。たくさん撮った写真の中からお気に入りのものを選んで、明るさ調整、フィルターをかけたり、トリミングまでできちゃいます。
SQ6と比べると少し丸っこい形をしていて、大きさも気持ち小さめです。重さは450g(SQ20は440g)なので、ペットボトル1本分くらいですね。女性でも片手で軽々持てますが、ストラップを付けたら落とすことなく安心して使えそうです。
個人的には、SQ10やSQ20のほうがSQ6に比べて、暗い場所でも対応が可能な印象。室内や夜に撮影を楽しみたい方にはおすすめかなと思っています。
ちなみに、右の写真はあえてアンニュイさを出すために、カメラをブラして撮影しています。SQ10で半押ししながらピントを合わせて、カメラをブラしてシャッターを切った後、5枚ほど撮影した中から1番お気に入りのものを選んでプリントしました。
一眼レフと併用で、週末のお出かけに持っていきたいチェキ
今回は、お出かけが楽しくなるこれからの季節におすすめすぎるインスタントカメラ「チェキ」をご紹介しました! いかがでしたか!
一眼レフと一緒に気分に合わせて使い分けられる「SQ6」も、1台で大活躍してくれちゃう「SQ10」「SQ20」も、どちらもすっごく魅力的なカメラなので、ぜひぜひ使ってみてくださいね。
(ちなみに、SQ6もSQ10もSQ20も、迷ってしまったときには見た目が「かわいい」「こっちが好き」って思うものを選ぶのがおすすめですよ……!)
今回記事中で紹介したものは
◎FUJIFILM instax SQUARE SQ 6
◎FUJIFILM instax SQUARE SQ 10
◎FUJIFILM instax SQUARE SQ 20
◎SQ6、SQ10、SQ20 チェキ用フィルム(購入するのをお忘れなく……!!)
最後まで読んでいただきありがとうございました。「GWのお出かけにチェキを使ってみたくなった!」と思っていただけたら嬉しいです!
以上、“もろんのん”でした。
一部写真提供…コハラタケルさん
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