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写真通信 2019.06.08

違和感を生まない写真を。「水平を取る」は写真上達のヒントだと思う

Original o

こんにちは、o です!

みなさんはどんな写真を「上手!すごい!きれい!」と感じますか?

色味が素敵な写真、二度と撮れないような写真、構図にぴたっとはまっている写真などなど、感じることは人によってさまざまでしょう。

今回私が推したいのは「水平の取れている写真は違和感なくスッと心に入ってくる」こと。

もちろん場合によっては、水平の取れた写真でなくても良いとされることはあると思います。ただ、私は水平な写真が撮れると「おぉ。きれいに撮れた」と感じます。

また、カメラ好きの友達とどんな写真が好きかと語っているときにも「水平な写真っていいよね」と共感してくれることが多いです。

なかなかピンとこない方もいるかと思うのでまずは「水平な写真」の気持ちよさを体験してただきましょう。いざ。

「水平を取る」は、写真が上手に見えるヒントだと思います

まずは、水平の取れた写真とそうでない写真、2枚を比較したものをご覧ください。ちなみに、レタッチはほぼ同じです。見てほしいのは「水平かどうか」です!!

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海の水平線と、街との境目が平行な写真。

続いては人を入れて撮ったもの。

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2枚ずつ見ていただいた写真、それぞれ、「どちらが上手に見えますか……?」と聞いたら、きっと多くの方が下と答えてくれるはず。

もちろん、あえて斜めに撮影した遊び心のある写真が好きな方もいると思うし、そういう写真だって味があってステキだと思います!

ただ! 今回は水平推しでいかせてください!!

では、なぜ水平な写真をそんなに推したいのか。理由は2つあります。


  • 伝えたいものが違和感なくダイレクトに伝わると思うから

  • 写真が整って見えると思うから

まず、ひとつめの理由について。
写真を見たときに、雑味や違和感なく伝えたいものが伝わることは「届ける」観点で考えたときにとっても大事なことです。

TwitterやInstagramで「ここに行ってきました!」と発信するのも、人に直接伝えるのと同じようなこと。そんなとき、水平の取れた写真なら、届けたい情報をよりニュートラルに届けられるように感じます。

そして、ふたつめ。散らかった部屋よりも整った部屋の方が綺麗に見えるように、写真も平行であることで雑念なく整頓されたように見えます。

これらを踏まえて「水平を意識して写真を撮ること」は写真が上手に見える第一歩だと考えたのです!

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私自身も水平を意識して写真を撮るようになってから、たくさんの人に「上手だね」と言われるようになりました!

一度、水平の魅力に取り憑かれると、水平の取れていない写真を見るだけでなんだか頭に「?」が浮かぶようになってくるはずです(笑)。



水平写真を撮るときに意識すること

次は、水平な写真を撮るためのポイントをシチュエーションに合わせてご紹介します。今回は「開けた景色」「街中や室内」「ポートレート」の3パターンで意識するポイントを考えてみました。

まず、海や空などの開けた場所を撮るときに気をつけるのは水平線に合わせること! ただこれだけ!

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また、街中や室内の場合は、地面に対して平行or垂直なものに合わせて撮る!

たとえば、柱や壁などがそれに当たります!

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この写真では、地面と垂直に立っている柱を意識して撮影しました!

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この写真の場合は手前の屋根か、その奥に見える水平線に合わせて撮りました!

右手にある煙突は台形なので、目印としては不向きです。むしろ、絶妙にずれてしまうので、騙されないように……!

ポートレートを撮る場合にも先ほどと同じことが言えます!

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▲ Photo by @ryopg8

柱に合わせたり、

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壁の隙間を目印にして撮ったり。壁に向かって撮るときは、壁に対して水平にカメラを構えて撮影します!

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少しボケていますが、奥の壁と壁との繋ぎ目を基準に水平を取りました(ちなみにこれは私が一生懸命チョコレートドリンクをストローでくるくる溶かしている図)。

撮影者が被写体の斜めから撮らなければならない場合でも、平行or垂直なものに合わせて撮ることで、自然と水平の取れた写真になるんです!

意識するのはたったこれだけ。
ただこれだけのことで上手に見えるのだから、やるしかないですよね!!←



後から水平を取りたいときの対処法!

ではでは、撮影した後に「あっ。曲がってる。どうしよう」となったときの対処法もご紹介!

今回はVSCOとLightroomでの編集方法です。とっっっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!

まずはVSCOから!

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①編集画面から「調節」でずれた角度を合わせることができます!

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②「調節」をタップするとこの画面に切り替わるので、黄色のバーを左右に動かして角度を調整しましょう!

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続いてLightroomです!

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①編集画面で「切り抜き」をタップします!

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②この画面に切り替わるので、写真の側にある円形の調整バーで角度を変更しましょう。ちなみに「角度補正」を押すと、自動で水平に直してくれます……便利……(それでもずれているときは手動で合わせてくださいね◎)。

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修正した前と後の写真を並べてみました。やっぱり水平な写真だと綺麗に見えます……。

ちなみに、カメラによっては、機能として画面やファインダーの中にグリッドを出せるものもあるので合わせて使っていただければと思います!



最後まで読んでくれたあなたはきっと水平な写真が好きになってる

そう。好きになっててほしい!
いや、水平な写真好きになって!!(願望)

最後にゴリ押ししたところで、今回ご紹介したワザを軽くまとめていきますね。


  • 水平線に合わせる

  • 壁や柱など、地面に対して平行or垂直なものに基準を置き、それに合わせる

  • カメラの機能でグリッドを出すと便利

  • 後から編集して調整することも可能なのであきらめないで……!

こんなところでしょうか!!

少し意識するだけでぐっと整った良い写真になるので、ぜひ試してみてほしいなぁと思います!

以上 o でした!

model:haruhiRyo Takano

キーワード

  • 水平写真

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