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写真通信 2019.08.17

自分の想いを写真で表現する「作品撮り」。魅力を全力でお伝えします

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こんにちは、葵です。

突然ですが、写真って楽しいですよね!!!

最近よく写真を撮りに行くのですが、朝カメラを持って家を出る時のワクワク感がもう大好きで仕方がないです。

そこで今回は、今よりもさらに写真が楽しくなる「作品撮り」の魅力についてお話したいと思います!

写真を楽しんでいる方はたくさんいるけれど、作品撮りをする方ってそんなに多くはない気がします。そこで、少しでも多くの方に作品撮りの楽しさをお伝えできたら嬉しいです。

それではどうぞ!

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作品撮りとは自分の想いを写真で伝えること

自分の制作した作品を写真に撮る作品撮り。私は、作品撮りを自己表現の方法のひとつだと思っています。

文章やイラストで表現をする方がいるように、さまざまな考えや想いをカメラを通して可視化する。それが、私が作品撮りをする理由です。

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これは、以前撮影した、作品撮りの写真です。この作品撮りのテーマは「drop」。当時体験した、泣きたいのに泣けなかったつらい気持ちを作品に込めました。

このように、自分の悩みや気持ちなどを誰かに伝える方法として写真があることを、私は声を大にして伝えたいです。



言葉でもイラストでもなく写真で伝えたい理由

では、なぜ私は「写真」で表現することの魅力を伝えたいと思うのか。理由は2つあります。

まず、写真がもともと好きだったから。そして、私自身、言葉でいろいろな感情や想いを伝えるのが得意ではなかったから。

というのも、私は当時「伝えたいことのイメージは頭の中にしっかりあるのに、うまく言葉にして伝えられない」と感じていました。

言葉で伝えるのは苦手、でも絵も書けない、歌に乗せることもできない。自分の内側から溢れ出てくる外に出したい考えや想いをどうしたら伝わる形として出せるのかと、もやもやしていました。

そんなときに、写真が好きな私はSNSで幻想的で非日常な世界観を持つ写真をたくさん見つけました。

それまで、日常を記録として撮っていただけの私は、「そっか。写真の中の世界を自分で作りだしてもいいんだ」と気がついたんです。

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写真は、良くも悪くも、そこに実在するものをすべて写します。

だからこそ、伝えたいイメージを表現するためには、写り込むすべてのものに意思を持って世界観をつくらなければなりません。

そして、写真が好きな私は、それが楽しくて仕方がないのです!!!

写真で伝える世界観は、自分ひとりだけでは作り出せません。被写体さんや小道具や光などの環境と一緒に作り上げます。

自分で考えて自分の手で作品を作り上げる。なんだか小学生のときの自由な発想に溢れる図工の授業のようでわくわくします。創造的に考えることがとても私を魅了させます。


写真をやっている方は、作品撮りとして撮影された写真を目にする機会がよくあると思います。

ただ、いざ作品撮りに興味を持っても、「作品撮りって難しそう……イメージをどうやって具体的にしていいかわからない……」と思うことがあるのではないでしょうか。

たしかに難しそうです、わかります。

写真を通してといっても、頭の中にあるイメージを可視化し、世界観を作り上げていくのは簡単ではありませんよね。

そこで、ここからは、私が作品撮りを行うときの手順をご紹介します。「何から始めたらいいのだろう?」と悩んでいるときの参考にしていただけたら嬉しいです!



私が作品撮りに挑戦するときの4ステップ

私が作品撮りを行うときは、4つのステップで撮影準備を行なっています。


  1. テーマを決める

  2. シチュエーションを決める

  3. 服装や小道具を決める

  4. 被写体さんを募集する

それでは、順番に見ていきましょう!

①テーマを決める

作品撮りに挑戦する際には、まずテーマ(表現したいこと)から決めています。

生活している中で思ったことや考えたこと、社会に対する疑問や訴え。どんなものでもいいんです。誰かに伝えたい、写真で表現したい、と思ったものがテーマです。

私は最近見た映画や本などに影響されることが多いです。いろいろな作品に触れて感じたことを、写真を通して誰かに伝えたい、共有したいと感じるようです。

②シチュエーションを決める

テーマに合わせて撮影場所を考えます。天気に左右されたり、季節のものを取り入れる場合は時間帯や時期も考慮します。

たとえば、開放感を写したかったら、屋上や海、河川敷などで撮影するのもいいかもしれません。

③服装、小道具を決める

服装は世界観にあったものを考えます。

たとえば、この写真に写る女の子は学ランを着ています。彼女が男の子の制服である学ランを着ているのは「出会いと別れの季節である春に、環境が変化する中でも自分らしくありたい」という想いを表現したかったから。

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また、撮影で使ったら面白そうだと思う小道具を、日頃から探すのも楽しいです!

たとえば、

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シャボン玉、

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白い布、

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お花、などなど。

小道具を使うことで表現の幅は広がると思います。ぜひいろいろな小道具を撮影に取り入れてみてください!

④被写体さんを募集する

私の場合、初めてのの作品撮りでは友達に被写体をお願いしました。なぜなら、お互いに緊張せずに撮影に臨めると思ったから。

作品撮りにおいて、被写体さんとのコミニュケーションは何よりも大事だと思います。緊張した硬い雰囲気のままより、お互いに心を開いた状態の方がきっと良い作品撮りになります。

被写体さんを仲の良い友達に依頼すると、こちらの意図を伝えやすいし、ポーズや表情もオーダーしやすいです。撮影中の被写体さんとのコミニュケーションの取り方などを、私は友達との撮影で徐々に学んでいきました!

友達との撮影に慣れてきたら、SNSで被写体さんの募集を行いました。かなり勇気を振り絞って募集の投稿をしたのを覚えています(笑)。


さて、流れがわかったところで、いざ実践です。今までの準備を経て、どのような作品撮りを行なったのか。実際の作品撮りで撮影した写真を用いてご紹介します!

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今回の作品撮りのテーマは 「自由」。

このテーマは『朝のヨット』というお話に影響されて生まれました。登場人物の少年がひとりきりになりたくて、少女を残して海に出ていくシーンに惹かれ、その世界観を表現したいと思ったのが始まりです。

まず、テーマである「自由」のフレーズから私は「白色」「開放感」「海」「鳥」などのイメージを持ちました。そこで、これらを元にシチュエーションを考えていきます。

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先ほど挙げたキーワードの中から、シチュエーションとして「海」を選びました。開放感もあるので、自由な雰囲気がより表現できそうです。海にもってこいの季節である夏頃に撮影しています。

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衣装と小道具はキーワードにも挙がった「白色」をチョイス。「鳥」のイメージから、白いワンピースと白い羽を用意しました!

また、今回の撮影の被写体さんは、以前撮影したことのあるモデルさんに頼みました。表現力がとっても豊かで、テーマのイメージにも合い、ぜひ被写体さんになってもらいたいと思ったからです。

さあ、作品撮りを行う4つのステップと作例をご紹介しましたが、少しずつイメージはつかめましたでしょうか。

「どのように始めたらいいのかわからない」と感じる想いが、少しでも拭えていたら嬉しいです。



おわりに

どのような世界観を作り上げるのか、どのような構図にするのか、試行錯誤しながら作品をつくるのはとても楽しいです。

理想通りにはなかなかいかないけれど、写真で表現することが好きだなあ、と撮影の度に改めて思います。

言葉では表せない頭の中のイメージを、誰かに伝わるように、世界観を自分で作りあげて写真というひとつの作品にする。その一連の流れが、とっても楽しくて好きです。

加えて、伝えたいことが相手に伝わるのは嬉しいし、自分の作品で心が動いてくれたらもっと嬉しい。

写真を通して何かを伝える作品撮りの魅力、少しでも伝えられたでしょうか。

ぜひぜひ、興味が湧いたら挑戦してみてくださいね。新たな写真の楽しさに出会えるかもしれません!

キーワード

  • 作品撮り

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