Photoli

Search
Original
写真通信 2019.09.25

LightroomとVSCOを駆使してわかった、自分の色の見つけ方

Original o

こんにちは。 o です。

今回は「自分の好きな色が見つかって写真がさらに好きになったよ」という、私の体験をつづらせてもらいます。

「自分の色ってなんだろう」と悩むことはみなさんも1度は体験したことありますよね? 私も悩むことはありますが「おっ。この色好き」とか「いい色出たかも」とか、そういう直感的な「好き」が、写真を続けているうちに少しずつ、本当に少しずつですが見つかるようになりました。

そして、その「好き」を積み重ねることで、より写真が好きになれた気がします。

0

好きな色合いを見つけるために、私はひたすら写真編集アプリを使い倒してきました。今回は、その直感にたどり着くまでに、写真編集アプリのどんなところを触っているのかご紹介していきます。

あくまでも私の体験ですので、いろいろなご意見があるとは思いますが、温かく見守ってくださったら嬉しいです!

では、スタート。

好きな色や雰囲気との出会いのお話

私が写真をレタッチ始めたのは、まだスマホで写真を撮っていた頃です。

昔から写真が好きで、フォトグラファーの写真を見るためだけにTwitterアカウントを開設し、たくさんのフォトグラファーの写真を見ては「すごいなぁ」と感動していました(今でもしょっちゅう感動しまくっています)。

1

岩倉しおりさんだったり、haru wagnusさんなど、写真が投稿されるたびに心を打たれました。

Photoliのフォトグラファーでもある涼さん、藍嶋しおさん、えんさん……などなども、今でもとんでもなく憧れの存在です。

それぞれの「色」を持っていて、それぞれの世界感を持っていて。ただただ「すごい」の感情しかなくなる感覚ばかりが訪れて。

「自分にもこんな世界が表現できるのかな……」

そんなちょっとした興味で写真編集アプリをインストールしました。とはいえ、見よう見まねで試してみても、案の定うまくレタッチできなかったし、アプリのどこをいじればいいのかわからない。

「くぅ~~~~~! くやしい!」と、負けず嫌いな私が登場しました。

そこで、レタッチの「レ」の字もわからなかったけれど「まずは経験だ!!!」とアプリをいじり倒すことに。

ちなみに、この頃から自分の写真をTwitterに投稿するようになりました。見る専門から表現側へと変わった瞬間です。

ちなみにスマホ時代に投稿していた写真はこんな感じ。

1

雲とか夕焼けとか、戻れない時間を切り撮るのが好きでした。その感覚は今も変わっていません。今の私のレタッチを知っている方にとっては、新鮮かもしれませんね(笑)。

当時は、フォトグラファーの方から刺激を受けたり、Photoliで開催している「しゃしんのわ」のレタッチ講座を受けたりしながら、ひたむきにレタッチと向き合い続けていました。

使い倒したアプリは、今と変わらず「VSCO」や「Lightroom」。憧れのフォトグラファーの色味を、自分の写真で再現してみる練習をすることが多かったです。


そうしてレタッチを続けていると、私の好きな写真が持っている雰囲気を知りました。

1


  • 淡さはあるけどコントラストがしっかりしている

  • 青緑系の色味

レタッチしているとき、自分の中で「あっ。これ好き」となんとなく感じることがあります。きっとこの感覚は私だけではなく、みなさんも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

その感覚を再現できるまで、どうか諦めることなくレタッチを追求してみてほしいです。なぜなら、それが一番成長できると思うから。



私のいつものレタッチの過程

それでは次に、この写真を作例に私のレタッチの過程をお話していこうと思います。

2

上が、レタッチ前の写真。下が、レタッチ後の写真。

最初に使ったのは「VSCO」のG3フィルターです。

2

露出コントラスト彩度ハイライト色温度ティントビネット粒子
+1.0+0.3+0.6+2.0−1.9−0.9+0.3+3.3

このフィルターは少し懐かしい雰囲気になるのでお気に入りです。

関連記事:無料版でも十分楽しめる!VSCOの無料カラーフィルター7種をご紹介します


VSCOである程度レタッチをしたら、今度はLightroomで編集します。

私は、ある程度の雰囲気作りにVSCOを、色味や雰囲気の微調整にLightroomを使います。たとえば、緑の色を調整したり、G3フィルターの特徴でもある黄色を調整したり。

ちなみに、VSCOの有料版であれば微調整もできるのですが、私は無料版を使っているので微調整はLightroomの役目です。

Lightroomでいじったところは「カラー」の「混色」。カラー別に細かく色味の調整ができます。

先ほどVSCOでレタッチした写真を用意し、黄色の彩度を-22、緑の色彩を+39、彩度を-35と、Ligrtroomで重ねて色味を調整しました。

2

そうすると、この写真のできあがり。好きな緑が出せて大満足です(ニコニコ)。

この写真をレタッチするのにかかった時間は、全部で5分くらいです。

早いのか遅いのかはわからないですが、この緑が好きなので迷うことなくこの色に突っ走っています。



私が思う色分けのお話

さて、先ほど私が好きな写真は青緑系と言いました……が、どんな風にレタッチすれば青緑系って完成するのでしょうか。

「写真の色味をいじりたい!」なとき、簡単に色味を変えるならホワイトバランスの調整機能を活用します。

3

色温度の青と黄、色かぶり補正の緑と赤、計4つの「青・黄(アンバー)・緑・マゼンタ」のバーを動かすことによってホワイトバランスを変えます。

4色の色味を極端に表現するとこのような感じ。

3
(左上:青、右上:黄(アンバー)、左下:緑、右下:マゼンタ)


ただ、これだけではまだ魅力的な色合いは見つかりませんでした。そこで、今度は4色のうち2色を組み合わせて色味を作ります。

組み合わせは「青・緑」「青・マゼンタ」「黄(アンバー)・緑」「黄(アンバー)・マゼンタ」の4種類。図に表すとこんな感じです。

3
(左上:「青・緑」、右上:「青・マゼンタ」、左下:「黄(アンバー)・緑」、右下:「黄(アンバー)・マゼンタ」)

色合いを組み合わせることによって、自分の中の絶妙に惹かれる色に近づけていきます。

ちなみに私は、先ほどからの繰り返しですが「青・緑」が好きです。

そんなこんなで、レタッチしてみると...こんな感じ!

3

Lightroomを用いて、淡い記憶のようなイメージでレタッチしてみました! いかがでしょう!! 大好きな「青・緑」です!

露出コントラスト白レベル色温度色かぶり補正自然な彩度かすみの除去周辺光量補正粒子
+0.7−12+21−2−27+8−13−15+65

同じ写真でもこれだけ雰囲気が変わってくるので、レタッチって本当に個性が出るなといつも思います。



Lightroom・VSCOで色味を変えたいときのお話

Lightroomには、まだまだ色味を変えられる機能があるんです。それが「効果」の中にある「明暗別色補正」です。シャドウ部分とハイライト部分に色を加えることができます。

4

また、この記事の冒頭でもちらりと触れた「カラー」の「混色」では、色ごとの補正ができます。

ピンクのお花の所に注目してみてください。少し色を濃くしてみました(右図参照)。

4

「明暗別色補正」と「混色」を中心にレタッチして完成したのがこちら。

4

水面に浮かぶお花と、水の波紋とを強調させたくて、コントラスト高め&明瞭度も高めではっきりとした写真に仕上げてみました。


次にVSCOで色味を変えたいときに使う機能をお話していきます!

レタッチに使用するのは、こちらの写真。

4

「夏だー! 青空だー! ラムネだー!!」みたいな写真をレタッチしていきます!!

まずは、先ほどと同様にVSCOのフィルターをかけていきます。今回は私のお気に入りのフィルター「C1」を使用しました!

4

「ホワイトバランス」の「色温度」と「ティント」で色を変えていきます。

白い丸のカーソルを左右に動かすことで色を変えられます!(2枚目参照)

4

今回はフィルムの褪せた雰囲気を再現したかったので「黃(アンバー)・緑」の組み合わせを中心に色味を整えました!

4
(左上:色温度「青」、右上:色温度「黄(アンバー)」、左下:ティント「緑」、右下:ティント「マゼンタ」)

できあがった写真がこちら!

4

うん。いい感じ! 好き!

ちょっとだけフィルム感を出したかったので「露出」を上げ、さらに「周辺光量(ビネット)」をかけました! そして仕上げには「粒子」をプラス!!

露出コントラスト色温度ティント肌の色粒子ビネット
+1.1+1.0+1.9−4.2−2.4+6.2+4.5



自分の写真がもっと好きになる魔法、レタッチ。

私は自分の記憶や感情がレタッチで再現できるようになってから、本当に写真が楽しくなりました。「魔法かなぁ」なんて思うこともあります。

私より写真がうまい方はたくさんいらっしゃいます。今でも「この視点持ってるのすごいなぁ」とか「このレタッチできるの憧れるなぁ」って、相変わらず悔しくなったりもします。

でも、写真は楽しいし、レタッチするのが好きなんです。まだまだ上を目指して、写真をがんばりたいなぁなんて思っています!

この記事を通して、少しでも好みの色合いを見つけてくださる方が増えますように。

以上、 o でした! 最後まで読んでいただきありがとうございました!

キーワード

  • レタッチ
  • アプリ
  • Lightroom
  • VSCO

このライターの他の写真通信

一眼レフ Original

2018.07.24

距離感で選ぼう。初めての単焦点。焦点距離の選び方!

一眼レフ Original

2018.08.07

もう悩まない。「こんな写真が撮りたい」を叶える撮影モードの活用法

一眼レフ Original

2018.11.05

ぼけってなに?背景をぼかす4つ方法をまとめてみた!

写真のあれこれ Original

2019.03.14

「シンプルに描写」から始める。ちょっと魅力的な物撮り5つのヒント