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写真通信 2019.12.03

フルサイズに変えたときのことと、僕の写真人生が変わったときのこと

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[この記事はRentioの提供でお送りいたします。]

こんにちは、涼です。

秋っていろいろと魅力的な被写体があって、写真欲が高まりますよね。……と書いていたら、もうあっという間に冬になりました。

それはさておき、僕、秋には印象的な思い出がありまして。というのも、写真がより一層楽しく感じられるようになったのが、京都・嵐山の紅葉を撮りに行った、2年前の秋なんです。

自分が理想と思っていた色や質感をだんだん表現できるようになってきて、それが楽しくて、写真を撮る回数がグンっと増えたんですよね。

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長い期間写真を続けていると、自分の写真が変わったと感じられる瞬間が、どこかのタイミングが訪れることと思います。

僕の場合は、そのタイミングが先ほどお話した嵐山での一日と、フルサイズをメイン機に変えた同じ年の春でした。

もともと使っていたカメラよりもボケるし、立体感が抜群だし……「なんだこれは。うおお、写真楽しい」と、感じるようになったんです(笑)。


ということで、今回のテーマはその名も「フルサイズ推し」です。

最近「APS-Cのカメラを使っているんだけど、フルサイズってそんなにいいの……?」と、質問をいただくことが多いんです。

僕は、フルサイズを手にしたことで写真の楽しさをより一層実感した人なので、そのときの経験を基に「試しに、一回撮ってみて!! 楽しいから!!!」とお答えしています。撮影してみて、モニターを見たときの感動、一度味わってほしいんです。

「フルサイズってよく聞くけれど、具体的にどんなとこがいいのよ?」なんて思っている方に向けて、僕の機材の遍歴と合わせて、フルサイズをおすすめする理由をお届けできたらなと思います。


では、レッツスタート!

マイクロフォーサーズ / APS-Cからフルサイズへ。僕の相棒遍歴を引っ張り出してみた

フルサイズを手に入れる前、当時の僕は「OLYMPUS OM-D E-M1」と「Canon EOS Kiss X7」という2台のカメラを使っていました。

写真を始めたときに初めて買ったCanon EOS Kiss X7は、APS-Cのカメラで、入門機。その次に買ったOLYMPUS OM-D E-M1は、マイクロフォーサーズのカメラで、当時のオリンパスの最上位機種でした。

これらに、標準ズームレンズと広角ズームレンズを付けて、旅行に連れていって、たくさんの風景を撮っていたんです。


ただ、使い慣れてくると、もう少し上位機種を欲しいと感じてくるのが沼というもの。

ポートレートやスナップで背景がボケた写真を撮りたいなと思ったり、高感度のカメラを使いたいなと思うようになり、だんだんとフルサイズへの興味が強まっていきました。

そんな想いがジワジワと沸き立った頃、えいやと決心をして、そのとき気になっていたフルサイズの「EOS 5D MarkII」と「EF50mm F1.4 USM」のレンズを購入。

お金が無かったので、やっとの思いで手にできたのも、中古の型落ちだった製品です。お値段、合計約13万円。


精一杯の想いで手にしたフルサイズを試し撮りしたとき、本当に、本当に買ってよかったと感じました。だって、ボケも立体感も桁違いだったんです。

ああ、これが欲しかった描写だな、って。

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もともと使っていたカメラがマイクロフォーサーズだったり、入門機だったからこそ、フルサイズに変えた途端、写り方がまるで違うと実感しました。

撮影した写真を見た瞬間に心が持っていかれるような、そんな感覚が忘れられなくて。

「あれ、もしかして僕、写真うまい?」という勘違いが、自分の少しばかりの成長を支えてくれていたのかもなあと、当時を振り返って思います。


背景がしっかりボケるのも、

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暗いところで撮っても安心なところも、

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表現したい色を見せられるのも、

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全部全部、フルサイズを使ったからこそ感じられた良さなんです。



ここにハマる。フルサイズの良いところ

僕の主観で「フルサイズいいぞ〜」と布教したところで、今度は客観的にAPS-Cやマイクロフォーサーズと比較したフルサイズの違いについてご紹介します。

僕が感じた魅力と、一般的によく言われる違いなどを合わせてお伝えしていきますね。



① ボケやすい

APS-Cやマイクロフォーサーズで同じ範囲を撮影した場合と比べると、フルサイズはよりボケやすいです。

ボケやすいことが良いかどうかは別ですが、手軽にボケを作れるので、主題を強調した写真が撮りやすいと感じています。

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② レンズの画角をそのままで使える

フルサイズと、APS-Cと、マイクロフォーサーズ。センサーサイズが異なるため、同じレンズを使用したとしても画角が異なります。

たとえば、僕が当時使用していた55mmのレンズは、マイクロフォーサーズでは換算110mm、APS-Cでは換算88mm(Canon APS-Cの場合)。画角が大きく異なるので、本来の距離感で楽しむことはできません。

その点、フルサイズであれば、レンズのそのままの画角でゴーストを入れたり周辺光量落ちを楽しむことができるんです。

「今、オールドレンズを使用していて、本来の画角で使いたい」なんて思っている方には、フルサイズ、おすすめです。

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オールドレンズだけではなく、現行のレンズでもセンサーサイズが異なる以上は同じ現象が起こります。50mmのレンズは、フルサイズなら50mmのままですが、APS-Cでは換算80mm(Canon APS-Cの場合)の画角ですし、マイクロフォーサーズでは換算100mmに。

たとえば、よく使用している方を見かける、キャノンで最安の単焦点レンズ「Canon EF50mm F1.8 STM」。APS-Cで使うと換算80mmなので、少し望遠だからと悩んでいる方もいるのではないでしょうか……?



③ ISOを上げても荒れにくい

暗い場所で撮影したり、シャッタースピードを速くしなければならないなどの場合、ISOを上げることで写真の明るさを保つことが多いですよね。

その際にISOを上げれば上げるほど、画質が荒くなっていきます(シャドウ部分はとくに……)。

そんなとき、センサーサイズの大きなフルサイズであれば、同じ画素数の場合、画素ピッチ(1画素あたりの受光センサーのサイズ)がAPS-Cやマイクロフォーサーズと比較して多いため、荒れにくくなります。

昼間に撮影することが多い場合は気にする必要はありませんが、ライブを撮影したり、夜にカメラを持ち出すことが多い場合は、フルサイズの恩恵を感じる場面が多いかもしれません。



「フルサイズ、良い」とは言いつつも、やっぱりちょっと良くないところもある

ここまでで、とことんフルサイズ推しを提唱してきましたが、もちろんフルサイズにだってマイナス面はあります。良いところも悪いところも合わせてこそのフルサイズ。

比較検討しながら、自分にとっての「良い」カメラを見つけていただけたら嬉しいです。ただ、僕自身は一貫して「フルサイズを使い始めたら、めっちゃ写真楽しくなったよ!」を、声を大にして伝えたいです(笑)。



① 大きく&重くなりがち

フルサイズは、APS-Cやマイクロフォーサーズと比べるとセンサーサイズが大きいです。そのため、ボディもレンズも大きく&重くなりがちなのです。

毎日のようにカメラを持ち歩きたいと思う場合には、負担が大きいかもしれません……。

とは言いつつ、最近のミラーレスのフルサイズの機種には、APS-Cの一眼レフの機種と同じくらい、またはそれより軽いなんてこともあるので一概には言えません。

気になるカメラを見つけたら、まずは触ってみたり、持ち上げて重量感を確かめるのが大切。百聞は一見にしかず、です。



② 価格が高くなりがち

フルサイズは、APS-Cやマイクロフォーサーズと比較すると、ボディもレンズも価格が高い傾向があります。大きくなったり、重くなるのにつれて、そのまま価格も上がっていく感覚ですね。

価格は安いに越したことはありません。ただ、僕の場合は「ずっと長く使う相棒なのだから良いだろう」と割り切って購入しました(笑)。高い買い物のときの勇気って、大事だよなあと思います。

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大きいし、重いし、その上高い。あれ、フルサイズって、本当に良いのでしたっけ……だなんて感じてしまうかもしれません。

それでも、良いんです。

僕は、自分が本当に「良い」と思えるものにきちんとお金を使って、リュックをパンパンにさせながらもフルサイズを使い始めたのですが、やはりデメリットを押しのけるくらいには、フルサイズ良いんですよね……。

「こいつで写真を撮りたい」って思わせてくれる力というか、「ずっと持ち歩きたい」と思わせる力というか。そういうのが、確実にある。

だから、もうどんなデメリットがあっても使い続けたいなと感じてしまいます。だって、写真、楽しみたいんですもん。



フルサイズ入門にはこいつがおすすめ!

さて、ここまでフルサイズ愛を声が枯れるまで叫び続けたのですが、届いてますか。届いてますよね(確信)。

「フルサイズ、欲しいな……」と感じてくださっていたら、とても嬉しいです。

ただ、先ほども書いたように、やっぱりフルサイズを気楽に購入するのはハードルが高いわけです。ちゃんと相棒にできるのかどうかの不安もありますしね。


そこで、一度レンタルしてから購入を検討してみてはどうでしょう、というご提案をさせてください。毎度、Photoliの記事でご紹介させていただいている、おなじみの機材レンタルサービス「Rentio」です。

何が良いって、最近ローンチされたばかりの「試しに借りてみて、気に入ったらそのまま購入できちゃう」という、最高なサービス。

フルサイズのように「なかなか高くて買う勇気は出ないけれど、触ってみたい……撮ってみたい……」と感じている方に、ぜひ使っていただきたいと思い、筆を取った次第です。

ちなみにPhotoliでは、タイアップ記事であれど編集部が本気で愛するサービスしかご紹介しないという頑なな編集方針があるのですが……Rentioは、


  • 決済したらすぐに届く(関東圏なら、17時までの予約で最短翌日到着です)

  • 予約方法が簡単すぎる

  • 届いた箱に機材を詰めてコンビニ持っていくだけで返送できちゃう

  • 店舗返却ではないので、23:59までに返送すればOK

などなどなどなど……自信満々に推せるサービスなんです。というか、全力で広まって〜〜〜〜〜〜〜〜〜としか思えないサービスなんです。……失礼しました。心の声が漏れました。


そんなこんなで、いろいろ語りましたが、最後に僕の独断と偏見でおすすめのフルサイズをご紹介しますね。

選定ポイントは、


  • フルサイズの入門として比較的安価であること

  • 一眼レフに比べて軽いミラーレスであること

  • 僕が実際に使ったことがあること

です。実際に使ったことのないモデルでも良いとされているものはたくさんあります。ただ、それに関しては細かく感じたことを書けないので、今回は省いています。ご了承ください……!



Canon EOS R / Canon EOS RP

以前、Rentioさんとのタイアップで「135mmの世界」をテーマに記事を書いた際に、がっつり使用したCanonのミラーレス機です。

関連記事:ぼけを感じ、立体感を手に入れる。135mmの世界へのいざない

使ってみての感想は、さすがはミラーレス。とても軽いです。

ボディが小さい分、大きいレンズを付けたときに重心が前になりがちではあるものの、小さくて軽くて、常に持ち歩けるフルサイズでした。フルサイズの手始めにはぴったりです。

「R」と「RP」の2種類があるのですが、この違いは、機能面に表れています。Rが上位モデルに当たるので高機能です。

EOS Rで撮影した写真

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一方、RPは、重量がEOS Rの約580g(本体のみ)と比較すると140gほど軽く、サイズも小さい特徴があります。

EOS RPで撮影した写真

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SONY α7Ⅱ

何よりも、中古価格の安さが印象的すぎてのご紹介です。中古であれば、なんと10万円以下で手に入ってしまうんです。すごすぎる……。

SONYは比較的早いタイミングからミラーレス機を作っているメーカーなので、オールドレンズを使う際に使用する他社製のマウントアダプターが豊富にあります。

いろいろなオールドレンズの描写を楽しみながらフルサイズを使いたい方には、SONY α7Ⅱ、おすすめです。

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現行レンズを使ってももちろん良い描写が得られます。

ただし、EFマウントのレンズが使えるEOS RやRPと違って、SONYの純正レンズは比較的価格が高い傾向にあります。

写りが良く、物理的なパーツが少なく軽いので満足のいく買い物になることは請け合い。ただし、価格は高いので注意が必要です。

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ちなみに、予算が潤沢ならば上位機種のα7Ⅲも検討の余地ありです!



[番外編]Canon EOS 5D markⅣ

Canonの上位機種である、EOS 5D markⅣ

各種機能がプロユースなので、厳密に言うと入門ではないかもしれません。ただ、最初から一気に上位機種を購入すれば一生の相棒になってくれるのではと思い、番外編にてご紹介させていただきます。



ちなみに、今回はRentioさんに10%オフのクーポンコードまでご提供いただいてしまいました……!

注文ページで「ptLi19fsz」を入力いただくことで、カメラカテゴリの商品のレンタルが10%オフできるので、ぜひ今の機会にご利用くださいね。本当に、めちゃめちゃ使いやすいサービスなので…!!


【注意事項】
お一人様につき一度までご利用可能/他クーポンとの併用不可/月額プランや商品購入等は対象外

【有効期限】
2020年4月30日の注文完了分まで

【使い方】
詳しい入力方法はこちらをご覧ください



フルサイズが僕の写真人生を変えてくれた。だから、みんなにもおすすめしたいです

フルサイズ……欲しくなりましたか?

マイクロフォーサーズやAPS-Cのカメラを使っていた僕が、フルサイズに持ち替えたときに感じた「もしかして、写真、少しうまくなったのでは……?」という、小さな勘違い。

勘違いだったかもしれないけれど、あのとき感じたシンプルなワクワク感は、たしかに僕を成長させてくれていたのだろうなと思えます。

自分の想像を超越するような写真を撮らせてくれる機材との出会いは、きっと写真の上達や楽しさの実感につながるはずだから。


そんな機材との出会いを、この記事でお届けできたら幸いです。

それでは、良き写真ライフを! 以上、涼でした!

使用したカメラ

Canon EOS R

Canon EOS RP

SONY α7Ⅱ

Canon EOS 5D markⅣ

キーワード

  • 京都府
  • 紅葉
  • フルサイズ

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