
こんにちは、璃裏です◎
皆さんは以下のような写真を見たことがあるでしょうか?
このような雰囲気の写真の多くは”ゴースト”や”フレア”といった現象を用いています。
このような神秘的な写真私も撮ってみたい!でもどうやって撮るんだろう...?設定はどうすればいいのかな?なんのレンズを使ったらいいのかな?と思っている方!!
今回は、ゴーストやフレアの起こる写真の撮り方を紹介していきます!
そもそもゴースト、フレアとは?
ゴーストやフレアは「現実世界に実際には存在しない光」です。
どちらも極めて強い光をレンズがとらえた時に見えるようになります。
ゴーストに関して
上記の写真で印象的な虹色のリングをゴーストと言います。
一般的にレンズやカメラ内に入った光が反射して写ることを指し、レンズの絞りの形が反映されることもあります。
フレアに関して
フレアもレンズ内で起きる光の反射で生じる現象で、写真が白っぽく滲んだり被写体の輪郭が柔らかくなったりします。
ゴースト、フレアともにデジタルとフィルム両方で起こりうる現象です。
意図せず起こることも多いのでゴーストやフレアを”抑える”方法がよく紹介されますが、私は一つの撮影方法だと思っています!
ゴースト、フレアは誰にでも出せる!? 3つの条件
まず始めに、上記でも説明したようにゴーストやフレアはいつでもどこでも出せるわけではありません。以下の3点を抑えましょう!
条件① 太陽光
ゴーストやフレアを出すには、太陽光のような強い光源が必須です。繰り返しになりますが明るい光源の光をレンズに取り込むことで、レンズ内で反射が起こり発生するからです。その為、曇りや雨の日はフレアを出すことは難しいといえるでしょう。
条件② オールドレンズなど、少し古いレンズを使う
各カメラメーカーはできるだけゴーストやフレアが出ないように技術を発展させてきています。なので可能であればオールドレンズなどまだレンズのコーディング技術が未発達の時期のものを使うとよいでしょう。
オールドレンズに関してはこちら
関連記事「オールドレンズって何?簡単におしゃれな写真が撮れるおすすめオールドレンズをご紹介」
条件③ 強い光を真ん中に入れない
①で強い光をいれた方が良いと説明しましたが、明るくなりすぎると写真が白飛びしすぎてしまいます。白飛びを防ぐためには、光が斜めにはいるように画角を調整したり、木漏れ日などの小さな隙間から光を取り込んだりするのがおすすめです!
以上の3つの最低条件をマスターしましょう!
また、一般的にゴーストやフレアの写真を撮るときは、MF(マニュアルフォーカス)かで撮ることが殆どです。MFは自分でピントが合う範囲を設定するので初心者の方には少し難しいかも知れませんがきれいな写真をとれるように頑張ってみましょう!
私の設定やコツ
ここで、参考までに、私の使用しているカメラやレンズの紹介、撮る時の設定等を紹介したいと思います!
私はcanon kiss x7にオールドレンズを付けて撮影することが殆どです。
レンズは、オールドレンズの中でも特にゴーストやフレアが出やすいと言われている、super takumar、heliosの2つを使用しています。ちなみに、この記事の中で使っている写真は、全てsuper takumar 55mmです。ただ、虹の出方はレンズによって様々で必ずしもリング状のゴーストやフレアが出るわけではありません。
super takumarの詳しいレビューや作例はこちらの記事からどうぞ!
関連記事:フレアを撮るならこのレンズ!!噂のオールドレンズ「takumar 55mm f1.8」って?
canon kiss x7 はこちら
super takumar はこちら
最後に
ゴースト(フレア)は条件を満たせば誰でも撮れます。
写真でしか見ることのできない、神秘的な世界をたくさん楽しんでください!!!
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— Photoli (@photoli_info) 2018年1月30日
朝と夕方の数十分..空が綺麗に染まる時間。
マジックアワーの撮影のコツやシルエットの被写体について書きました!
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使用したカメラ
Canon EOS kiss x7
Super-Takumar 55mm F1.8
キーワード
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