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特集 2018.01.24

「光や音、空気まで写したい。」写真家岩倉しおりが写真を撮り続ける理由。

こんにちは。さなです。
突然ですが、みなさん秋田県のこと知ってますか!!?知ってますよね!
雪がきれいで、広大。しかも写真映えするスポットがたくさんある秋田。私の生まれ故郷なんです。

現在、秋田県PRイベントである「Akita Fan Weeks」の一環で写真展「冬の青」が開催されています。

今回は、展示「冬の青」を撮り下ろした写真家、そして私がもっとも尊敬する写真家の一人、岩倉しおりさんに写真に対する思いや原点、そして今回の展示への思いを伺いました。

きっかけは1本のフィルム。岩倉しおりの写真の原点

ーよろしくお願いします。今回は1ファン兼インタビュアーとして岩倉さんの魅力をひきだしていきたいと思います!よろしくお願いします。早速ですが写真を始められたきっかけはなんですか?

岩倉しおり(以下: 岩倉) :高校生の頃、友達に誘われて入った写真部がきっかけです。でも元々運動部に入っていまして写真部に入部した後も運動部がメインで写真を撮っていなかったんです。。(笑)
ある日、写真部の顧問の先生に「一本(フィルムを)撮ってみなさい」と怒られてしまいまして。。初めてフィルムカメラで写真を撮る事になりました。初めて撮るフィルム写真はとても楽しくて、その後自分で写真を現像したんですが現像室で自分が撮った写真が印画紙に浮き上がってくる光景にとても感動しました。それから写真が好きになって、今もずっと大好きのままです。むしろどんどん好きになっています。

ーなるほど!ということは顧問の先生がきっかけで撮った1本のフィルムがなかったら今の岩倉さんはなかったわけですね..!感慨深いです。カメラとレンズはなにを使っているんですか?

岩倉 CONTAX Ariaというカメラを使っています。レンズはカールツァイスです。 カールツァイスのレンズは光をとても綺麗にとらえることができるので好きなんです。だからカールツァイスのレンズが使えるCONTAXのカメラを選びました。けど本当は機材にはあんまり興味がなくて...(笑) 今ある機材を壊れるまで使いたいなと思っています。今回の撮影では、フラッシュが使える写ルンですも使いました。雪が降ると聞いていたので、フラッシュで雪の形を捉えたいなと思ったんです。

これは展示でも使用した写ルンですのフラッシュを使って雪を撮ったものです。



感じるものすべてを写したい。岩倉しおりが写真を撮り続ける理由。

ー岩倉さんの写真にはその景色を実際に目でみているような感覚にさせられます。光や温度、空気は、実際に感じることはできないはずなのに...。 岩倉さんの写真をみるとそれらが伝わってきます。普段どのようなことを意識して撮っているんですか?

岩倉 :光や温度、空気をすべて写真に写しこみたいという気持ちで撮っています。今自分が見ているものを余すことなく写真に残したいんです。撮り続けてる理由ってもしかしたらこれなのかな。とも思ってます。
あとは青色が特に好きで、ここをぼかしたらきれいな青になるなという風に考えながら撮ることも多いです。

ー感じるその場の光、温度、空気をすべて写真に写しこみたいという気持ちで撮っているんですね。だからその場所でその景色を見ているような感覚になるのかもしれないです。撮影するときに大切にしていることってなにかありますか?

岩倉 :なんでもない場所でも季節や天気、光の角度いろんなものが重なって、美しい光景になったりするんです。なので美しい場所へいくというよりは美しくなる瞬間がいつなのか探す方がすきです。いろんな情報を目に入れたいので、視野を広げて見るように心掛けています。

ー私岩倉さんの写真が大好きで、「これ!」という1枚を選べないのですが、今まで撮った中で一番思い出に残っている写真ってどの写真なんですか?

岩倉 :今まで写真を撮ってきた中で、この写真が一番私の心に残っています!

ーありがとうございます。私も好きな写真です。今回のインタビューで写真に込められた思いを聞くことができて、もっと岩倉さんの写真を好きになりました。



秋田の魅力を発見してほしい。展示「冬の青」

ー今回初めて秋田を訪れたと伺いましたが、岩倉さんから見て秋田の魅力ってどんなところですか?

岩倉 :普段私、香川県で写真を撮ってるんですね。香川県は瀬戸内海に面したとても温暖な気候で..!秋田県はたくさん雪が降っていて、どこに行っても広大で、どこでも絵になるなと思いました。今回撮影で行った田沢湖や角館だけでなく、他の地域を巡ってまだ知らない秋田の景色を撮ってみたかったです。それにこんな魅力的な場所なのに、秋田を撮っている方って意外と少ないなって感じました。まだ知られていない景色、まだ誰も撮っていない景色が多いことも魅力的だと思いました。

ー秋田には今回撮られた田沢湖や角館のほかにも魅力的なスポットがたくさんあるので1ファンとしてぜひたくさんのスポットの写真を撮ってほしいです。秋田の魅力をたくさん撮影した2日間だったと思うのですが、その中でも印象深い写真ってありますか?

岩倉 :印象深いのは、この写真です。雪が青くなっているのが不思議で、どうやら光の関係らしいのですが..とても幻想的でした。

ーありがとうございます。その場の空気が伝わって、秋田に足を運んでみたくなるような素敵な写真だなと思いました。最後に展示を見に来てくださる方にメッセージをお願いします!

岩倉 :魅力的な秋田の地を感じてほしいです。私の写真を見て秋田に行ってみたくなったらとてもうれしいですね。そして「冬の青」という展示のタイトルの通り、「青」に注目してほしいです。山も、湖も、空も。青にいろいろな種類があってそれを見てもらえると嬉しいです。

ーありがとうございます。写真にかける思いや大切にしていること、写真を見るだけでは知ることのできなかった写真に込められたストーリーを知るができて、もっとファンになりました!丁寧に答えて下さりありがとうございました。

岩倉 :ありがとうございました。


いかがでしたでしょうか。
展示「冬の青」は秋田県の魅力をもっともっと知ってもらうための展示です。
岩倉しおりさんのストーリーが込められた写真がたくさん展示されています。
ぜひ足を運んでみてください。



Information


場所ART FOR THOUGHT
所在地東京都中央区銀座8-10-4和孝銀座8丁目ビル1F
期間1/20(土) ~ 2/1(木) (日曜祝日定休)
時間Gallery. 11:00 ~ 17:00
Gallery and Dining 18:00 ~ 23:00

岩倉しおりさんの素敵なお写真はTwitterinstagramからご覧いただけます。


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