こんにちは。冬になって寒すぎてぜんぜん布団から出られない涼です。
今回は、持っているだけで楽しい撮影になる小物を紹介したいなと思います!
それは!!こちら!
「ガラス玉」です!!
ガラス玉写真のいいところ!
今回紹介しようと思った大きな理由!
透明な素材の球を景色にかざすと見える景色がすべて逆さまになって映り込むんです!
写り込んだ全景がうっすらボケて背景に見えるのがとても幻想的です!
幻想的じゃないですか?
この記事では、ガラス玉を使った写真を撮る時に気をつけるべきポイントやおすすめの景色を紹介します!!
ガラス玉を撮る時に気をつけるべきポイント
水平と左右対称に気をつける
水平を気をつけるのはガラス玉のとき以外に写真を撮るときにもだいじなポイントです。広い景色を撮る場合は特に地平線や水平線が水準になることが多く、水平が取れていないとパッと見たときに不安定に見える場合が多いです!
こちらが水平が取れてない写真です!
背景にある水と岸の境界線が斜めに上がっています。
水平になるようにレタッチアプリで調整するとこうなります!
また左右対称も気をつけましょう!
ガラス玉は球なので中心から左右どちらかに位置がずれているとけっこう気になります。
物理的なのですが、しっかり脇を締め息を止めましょう!笑
あえてガラス玉を寄せるとしたら写真を3分割したところまで寄せてしまうと締まって見えます!!
この写真の場合は、玉ボケとガラス玉を対象的な位置に配置しています!
f値を少しあげる(絞る)
fを下げるんじゃないの?と思った方、今回はf値を少しあげてみましょう!
f値が低すぎると、ガラス玉すべてにピントが合わずにボケっとした写真になってしまいがちです。
f1.4で撮影した写真がこちらです!
これを調整して、f5.6で撮影するとこうなります!
ガラス玉全体にピントが合っているのでくっきり見えます。
背景がボケすぎて景色が伝わらないこともあるので注意が必要です!
f値はあくまでフルサイズでのものです!
APS-Cやマイクロフォーサーズの場合は適宜f値を調整してください!
iPhoneは比較的ボケにくいカメラとレンズなのですが、逆にボケない方が景色を伝えることができるので、私はiPhoneで撮影することが多いです!
(※記事内で使われている正方形の写真はiPhoneで撮影した写真です!)
直射日光には特に気をつける!
これがもっとも大事です!!
直射日光の場合は細心の注意を払ってください!
ガラス玉は球面なので、光の屈折によって入ってきた光を1点に集めてしまいます。
球の場合、球に近いところに光を集めるので、太陽と反対側に手があった場合、10秒もたたないうちにやけどを負ってしまう場合があります。
そこだけ気をつければたくさんの幻想的な写真を撮ることができますよ!
おすすめのガラス玉越しの世界
それでは具体的に、どんなところにかざすと写った写真がきれいに見えるのか、おすすめのガラス玉越しの世界と題して紹介していきたいと思います!
海
定番の海です!!
目の前が開けている場所でガラス玉をかざすと海と空が逆さに写りとても幻想的です!
撮影のときのポイントは水平を合わせることです!水平線が水準となるので、すこし斜めになっているととても目立ってします。
斜めになった場合は、レタッチの際に、回転させて水平を保つと良いです!
海の場合マジックアワーを狙うのもおすすめです!
マジックアワーとは「日の出直前と日没直後の数十分の空の綺麗な時間帯」のことをいうのですが、ガラス玉との相性抜群です!!
関連記事:幻想的に空が染まる魔法の時間。マジックアワーを撮影するコツとは
空や雲
海と同じようにガラス玉の中に入れると綺麗なのが、空や雲です!
海と同時に写すのもいいですが、雲が流れている空にガラス玉を掲げて撮ると幻想的です!
空にかざす場合はくれぐれも太陽光の先が指にかからないようにお気をつけを!
花
春は絶対撮りましょう!花!!
ガラス玉を買ってからよく持ち出すようになったのが春ということもありたくさん撮りました!
1つの花がきれいに咲いているものよりも、たくさん咲いているものを撮るのがおすすめです!
イルミネーションや木漏れ日などのキラキラした光
最後におすすめしたいのが、イルミネーションや木漏れ日などの光
タイトルが長いですね。反省してますよ...。これ以上いいのが思いつかなかった...
これらを紹介する理由は一つ!玉ボケがとても綺麗だからです!
ガラス玉にピントを合わせると後ろにあるキラキラした部分がすべてまん丸にボケてとても綺麗です!!
キラキラとガラス玉の距離をあけるか、ガラス玉をカメラに近づけると玉ボケが大きくなりますよ!
玉ボケの詳しい説明はこちらの記事を見てみてください!
関連記事:キラキラ写真を撮ろう!!玉ボケを簡単に撮影する3つのコツ!
まとめ
いかがだったでしょうか!
かばんに一つ忍ばせておけばおもしろい写真の種になってくれそうなガラス玉。
おひとついかがですか?
それでは!!
(この記事に使ったガラス玉は60mmのものです。)
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[新着記事]
— Photoli (@photoli_info) 2018年1月30日
朝と夕方の数十分..空が綺麗に染まる時間。
マジックアワーの撮影のコツやシルエットの被写体について書きました!
記事は@asuzoratakuto です!!https://t.co/iiOjGbmnL4
使用したカメラ
EOS 5D Mark II
EF50mm F1.4 USM
iPhone
キーワード
- 幻想的
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- 水辺
- マジックアワー
- ガラス玉
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