Photoli

Original
写真通信 2018.07.29

流線を切り取れ!シャッタースピードを理解して表現に幅を持たせよう!

Original

こんにちは、涼です!
平成最後の夏。花火に、入道雲に、ラムネに早速写真をたくさん撮ってますが、花火大会に行きたいです。ええ。

さてさて、今回のテーマは「シャッタースピード」です!
暗いところで手ぶれしてしまったり、撮った写真が思ったより暗かったり、苦戦している方が多いのではないでしょうか。
シャッタースピードという概念を理解するとその悩みが解決するとともにかなり表現の幅が広がります!
例えばこの写真。
シャッタースピードを大きく取った例

この写真は長時間露光することで光を流線のように捉えています。
シャッタースピードをマスターできるように解説していくので、ごゆるりとご覧ください!
始まり始まり〜!

そもそもシャッタースピードって?

シャッタースピードとは、シャッターを開いている時間、つまり露光時間です。
もうすこし噛み砕きますね!
カメラは一枚の写真を撮影するために一定の光を必要とします。

以前の記事で各撮影モードを解説しましたが、光の関係は以下の式で表せます。(実際の数値は関係なく、理解を進めるために概念同士を足し算で表現しています!)

iso感度 + シャッタースピード + f値(絞り値) = 露出(全体の明るさ)

となります。
「iso感度をあげる、シャッタースピードを大きくする、f値を低くする」と「全体が明るくなる」を説明した式になります!

そもそもシャッタースピードって?

写真を撮影するのに光を取り込むため、一定時間シャッターを開いていなければなりません。それがシャッタースピード(露光時間)です。シャッタースピードを大きい値にすれば多く光を取り込むので画面が明るく、小さくすれば画面が暗くなります。



シャッタースピードを調節して手ぶれをなくす。

光を取り込めればいいならシャッター開き続ければいいじゃないか!と思ってました。
しかしそれがそうでもないのです。
どうしてかというと
シャッターが開いている間に動いたものは”ぶれる”からです!

シャッタースピードを調節して手ぶれをなくす。

暗いところで光をたくさん取り込もうとした結果、シャッターをだいぶ開いていたのですがこのありさま...。
主に暗いところではシャッタースピードを大きい値するか他の要素(iso感度をあげるかf値を下げるか)を調整しないと光不足で暗くなってしまうのでぶれが起きやすくなってしまいます。

先ほどの設定からiso感度をあげてシャッタースピードを稼いだら見事にぶれがなくなりました。

シャッタースピードを調節して手ぶれをなくす。

手ブレを起こさないアイテムで三脚を使うとカメラが安定するため、シャッターを長めに開いていてもブレが起きないです。被写体が動かないものの場合は、三脚を使ってシャッタースピードを稼ぎましょう。
または手ぶれ補正の機能がついているカメラやレンズを使うとかなりシャッターを開いてもぶれなくなります。手ぶれが起きない限界のシャッタースピードを知っておくことが大事ですね!

(ちなみに脇をしめ、息を止め、精神を統一すると自分の限界を超えられるのでオススメです)



シャッタースピードの特性を利用して表現の幅を広げる。

シャッターが開いている間に動いたものはぶれるという特性がありましたが、悪いことばかりではありません!
ぶれを表現の一部と捉えましょう。

水の流れを捉える

例えば、水を撮影する場合、シャッターを長く開いていると流れる水がぶれてこのような表現になります。

シャッタースピードの特性を利用して表現の幅を広げる。

水がスッとしていて、流れが見えるというかなんというか、うん。ね?ほら、きれいですよね?(当方の語彙力なさを恨んでいます)

水道から水をだしているところを撮影してもいいですし、山奥の滝に三脚を使ってとってもいいですし、雨が落ちるところを撮るのもいいと思います!

水が長時間流れている光景って実は目では確認することができないので、人間の目を超えた表現をカメラを通すことによってできるのはとても神秘的だなと思っています。

光を捉える

他には、こちら

シャッタースピードの特性を利用して表現の幅を広げる。

シャッタースピードの特性を利用して表現の幅を広げる。

東京駅から銀座駅に向かっている最中の夜景を見ながら撮影した写真です。
動いている車の光がぶれによって一本の線になっています!

ビューンでズバーンなかんじとか、きれいな赤、青がいいですよね。きれいですね。(当方の語ry)

車が通っている暗い夜道ならば三脚を立てて撮影すればこういう写真が撮れます!
シャッタースピードを2秒くらいにしてあえて被写体をぶれさせましょう!
線となった光を捉えることができるでしょう!

シャッタースピードを小さくしてぶれのない写真を撮る

先ほど説明した法則で
シャッターが開いている間に動いたものはぶれる
というものがありました!これを言い換えれば
シャッターが開いている間に動かなかったらぶれないわけです!

どんなにはやく動くものも、シャッターが開いている時間を短くすればすべて止まって見えるわけですね!

シャッタースピードの特性を利用して表現の幅を広げる。

この写真は雨の日に撮った水たまりです!
シャッタースピードの値を小さくすることで落ちた瞬間の波紋を切り取りました!

他にもスポーツを撮るとき、車が通る一瞬を撮るときはシャッタースピードの値を小さくすなけらばなりません。そうなると明るさが足りなくなることが多く、iso感度をあげるか、またはf値を下げることで対応する他なりません!
iso感度があがるとノイズが出やすくなるので注意が必要です。

ちなみに最高にむずかしいなと思った撮影は、暗い体育館で人が高速で動き回るストリートダンスの発表会でした...!

シャッタースピード優先モードを使おう

シャッタースピードを表現に使う撮影では、T(Tv)モード(シャッタースピード優先モード)を使用しましょう!

先ほど説明した
iso感度 + シャッタースピード + f値(絞り値) = 露出(全体の明るさ)
のうち、iso感度、露出を固定することにより、f値を調節し、シャッタースピードを自分の思った通りの値に固定することができます!

シャッタースピードをマスターして表現の幅を広げてください!
それでは!!

使用したカメラ

OLYMPUS OM-D E-M1

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm f2.8 pro

キーワード

  • シャッタースピード
  • 流線
  • 夜景

このライターの他の写真通信

一眼レフ Original

2017.12.22

キラキラ写真を撮ろう!!玉ボケを簡単に撮影する3つのコツ!

一眼レフ Original

2018.01.08

雨は憂鬱?そんなことない。雨の日だからこそ写真を撮りに出かけよう!

写真のあれこれ Original

2018.02.06

いつもの撮影にアクセントを!景色を全部とじこめよう。ガラス玉写真のススメ

一眼レフ Original

2018.02.07

フレアを撮るならこのレンズ!!噂のオールドレンズ「takumar 55mm f1.8」って?