
みなさんあけましておめでとうございます! こん。です!
ついに平成最後の年、2019年になりました。
あぁ、平成……いい時代だったなぁ……なんてことを考えながら、こたつでぬくぬく過ごしたお正月。なぜかみかんがいつもよりおいしく感じました。
ぼんやりしていただけのお正月もあっという間に終わり、これからは卒業シーズンを迎えます。
せっかくの機会だからこそ「自分の晴れ姿や友達との笑顔をたくさん残したい!」と考えるもの。そんなみなさんにおすすめしたいのが「ミニ三脚」です。
イベントでも普段の生活のなかでも大活躍する、小さなサイズの三脚。あまり知られていませんが、実はミニ三脚には便利すぎるポイントがたくさんあるんです。ということで、今回はミニ三脚の魅力をたっぷり紹介していきたいと思います!
思い出をセルフィーで残そう
カメラでよく写真を撮っている人ならば、卒業式は一大イベント! この貴重な瞬間を写真に残そうと必死でシャッターを切ると思います。
しかし、後から見返すと仲間の写真ばかりで「自分が写っていない……」なんて思うことも多いのではないでしょうか。
スマートフォンのインカメで自撮りをすることもできますが、せっかくカメラを持っているならば綺麗な写真で友達との姿を残したいですよね?
そこで、ミニ三脚の出番なのです!
ミニ三脚を使用すれば、スマートフォンのインカメとは異なって、全身が写った動きのある写真を撮ることができます。写真に動きを入れることで、楽しそうな雰囲気をよりダイナミックに伝えられちゃうのです!
とはいえ、ミニ三脚ではなく三脚でも同じように素敵な写真は撮れるはず……。今回、なぜミニ三脚をフォーカスしてご紹介しているのでしょうか。ここからは、ミニ三脚を激推しする理由をご説明します!
ミニ三脚には、三脚とは異なる確かな魅力がある
では、ミニ三脚とはなにか。お気づきかもしれませんが、文字通りミニサイズの三脚のことです(笑)。
一般的に三脚は脚の長さを調整して高さを変えますが、ミニ三脚は脚が短いことが特徴。そのため、高さの調節はほとんどできません。
……と、ここまでだと、一見需要があまり無いようにも思えるミニ三脚ですが、実は三脚には無い4つの魅力があるのです。
①携帯性に優れている
これがミニ三脚の最大のメリットです。
三脚は大きい上に重いため、夜景撮影などの特別な目的が無いと、外に持ち出す機会がどうしても少なくなってしまいます。
それに対して、小型軽量のミニ三脚ならサッと鞄に入れて持ち歩けるのでとっても便利。三脚も、カメラ同様に持ち歩いてこそ、本来の真価を発揮しますから……ね!
とくに、卒業式などのイベントごとではなるべく手荷物を少なくしたいもの。そんな願いを叶えてくれるミニ三脚のコンパクトさは、とっても大きな魅力なのです。
②三脚よりも低価格
軽くて小さなミニ三脚は、三脚よりも低価格なものが多いです。
ビックカメラやヨドバシカメラなど、一般的な家電量販店では2,000~4,000円で購入することができます。
学生のみなさんのお財布にとっても、ミニ三脚はとてもうれしい存在なのです!
③狭いスペースでも使用できる
小型なミニ三脚は、通常の三脚よりも開脚時の面積が小さいのが特徴。そのため、狭いスペースでも使用できるのです。
また、この記事の最初で「ミニ三脚は高さの調節ができない」と記述しましたが、この特性を活かしてテーブルの上などにセットすることで、デメリットは十分カバーできます。
ちなみに、テーブルの上にセットしたカメラに広角めのレンズを付ければ、狭い飲食店でもセルフィー写真を撮ることができます。
通常、店内に三脚を立てるのはとても難易度が高いので、ミニ三脚を使うことで撮れる写真の幅が広がっていきます。
④ローアングルで撮影できる
ミニ三脚は脚の長さが短い分、開脚時の高さも低いです。そのため、三脚よりもローアングルで撮影できます。ローアングルの撮影を行うことで、いつもの写真も少し違った雰囲気に。
こんな風に空を大きくバックに入れたり
地面スレスレの足元を写したり。
このように、ミニ三脚ではローアングルを活かした写真を撮ることができます。ついつい「ミニ三脚と三脚はどちらがいいの?」と比較してしまいがちですが、ミニ三脚には三脚とは違った、ミニ三脚だからこその魅力がたくさんあるのです。
今すぐ買いに行ってほしいおすすめのミニ三脚
さぁ、ここまででミニ三脚の魅力をたっくさんご紹介してきました。みなさんもそろそろ、実際に使ってみたくなった頃かと思います!
「でも、いったいどのミニ三脚がおすすめなの?」
きっとそう思っているでしょう。その気持ち、お察しします。
ここからは、おすすめのミニ三脚をいくつかご紹介していきます。
①Fotopro SY-310
Fotoproが販売しているミニ三脚です。
こちらの魅力は、ミニ三脚の中でもとくにコンパクトなサイズであること。
男性であれば、片手の手のひらの中に収まるほどのハンディサイズ。携帯性抜群なので、どこにでも持ち運べます。
脚の長さは調整できないため撮影高さは12.3cmで固定。ただし、コンパクトでありながらも耐荷重は1.5kgあるので、大事なカメラをしっかり支えてくれます(僕はEOS80Dに付けて使用しましたが問題なく撮影することができました)。
②Manfrotto PIXI EVO
Manfrottoが販売しているミニ三脚で、縦ポジションでの撮影に対応していることが特徴です。
また、開脚角度を2段階、脚の長さを5段階で調節することができるのもうれしいポイント。全高20cm、最低高は10.5.cmと、今回ご紹介するミニ三脚の中では最も高い位置と低い位置で撮影できます。
ミニ三脚としては若干大ぶりですが、耐荷重も2.5kgあるので、重めのカメラでも安心して使用できるほどの力持ちです。
③Manfrotto PIXI
2番目にご紹介した、PIXI EVOの廉価版です。
PIXI EVOと比較すると、縦ポジションでの撮影、開脚角度や脚の長さの調整機能などはないシンプルな設計ですが、PIXI EVOよりも小型で軽量なので持ち運びには便利です。
必要最低限の機能のみでミニ三脚を利用したい場合や、安く購入したい方はこちらを選ぶのが良いでしょう。
ただし、耐荷重は1kgほど。重めの一眼レフカメラの使用の際には注意が必要です。
④CHIHEISENN MS-10PLUS
CHIHEISENNの製品で、縦ポジションでの撮影に加えて高さ調整が可能です。
全高16.5cm、最低高11.5cmと幅は広くありませんが、脚の長さを5段階で変えることができるため、細かく高さを変えて撮影したい場合にも大活躍。
また、別売りの一脚を付けることで自立脚付き一脚として使用することも可能。オプションではありますが、撮影の幅がグッと広がること間違いなしです。耐荷重も2.5kgなので、重いカメラもしっかりと支えてくれます。
ミニ三脚と一緒に、思い出のセルフィーを残してみて
さまざまなイベントで大活躍する「ミニ三脚」の魅力やおすすめ商品などをたっぷりとご紹介しました。今回の記事で解説したように、ミニ三脚には、三脚とは違った魅力がたくさんあります。
決して三脚よりも良いということではなく、用途によって使い分けることでカメラライフをより充実させてくれるはず。
これからは、ぜひミニ三脚で卒業式などのセルフィー写真を撮って大切な思い出を残してみてくださいね。
それではみなさん、良い晴れ舞台を!
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キーワード
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